ソフトウエアの機能

 株式会社 ソクラー・テクノス  

「マッサージスコアリーダー」ソフトウエアの機能 ハードウエア概要はこちら

マッサージスコアリーダーですいすいスコアを作成

マッサージスコアを作り出すソフトウエア、マッサージスコアリーダーは現在以下のような機能を持ち、さらに開発中です。

左右の指頭、母指球、小指球、そして肘頭などに貼り付けたセンサの表示はマッサージスコアという意匠にそって上段に左手、下段に右手、というように配置されたそれぞれの位置に圧力データの起点を表示します。

圧力の数値はこの起点から音楽のスラーのようにデータ曲線で表されます。

圧力の振り幅は左の通りです。起点から加圧する際に曲線は下方向へ、減圧する際には上方向へラインが描かれます。左図では左手の第4指が触れ、急激に加圧された後、ゆっくりと減圧されている様を表示していることに気がつくでしょう。指導者が指定した加圧曲線、減圧曲線を生徒がトレース出来るか?という点で実技評価をすることも可能です。

 

術者の左手、母指及び示指で行われている圧表示モデルです。コントロールバーにはデータ取得、再生、表示のコントロールがならび、右側にはそれぞれの面圧が「kg/cm3(kPa)」、つまり、1平方センチメートルあたりkg数値と計量法(平成4年施行)上の圧力単位(SI単位系)に基づくキロパスカルによって表されます。これにより、母指最大圧時の示指圧比、あるいは施術部位を挟むなどの場合の圧力方向をも直感的に想像することが可能です。面圧データはマッサージスコア上のみならず、棒グラフ、数字表示のみを表示可能です。

 

そのように取得したデータをタイトル、施術部位などをメモダイアログから指定し、A4版の紙に3段組みで印刷することが可能です。リアルタイムで測定した圧力が数分の処理でプリントアウト出来ます(PC、プリンターの機能に依存します)。画像加工ソフトに取り込み、その施術部位の写真を合成し、解説を入れるなどすれば、独習用の資料として素晴らしいものになるでしょう。特に一施術部位でポイントを移動するごとに最大圧を変化させるなど、これまで言葉で表現するしかなかった「いわゆるコツ」を表すことが可能です。

実際の施術データは学術発表などの場合には必要ですが、生徒向けのイメージ主体のスコアを作成する際には、フィルタ設定ダイアログから、圧力曲線をスムーズに表せるように変更することが可能です。さらにそれぞれの指に指定する色についても設定変更可能です(デフォルトに戻すことも可能です)。基点のポイントサイズも変更可能です。

センサの圧力表示方法は画像のみならず、音声表示可能です。それぞれのセンサに登録された音階がリアルタイムで音量変化し、視覚障害者教育に取り入れることが可能です。音色、音階を設定ダイアログから変更可能です(デフォルトではcのコード順、楽器の音色で登録されています)。

MIDI音源に準拠した楽器の音色から様々な楽器を選び、音声の聞き分けを容易にカスタマイズすることも可能です。音声表示により、再生ごとにその圧力変化を聞き分けながら、反復練習を行うことが出来、技術向上が容易になります(それぞれのPC上にインストールすることが必要です)。

ソフトウエアは指導者のデータと、練習者のデータをPC上で同時に再生出来、練習者が指導者の圧力音声に近づいているか、検証することも可能です。

マッサージスコア表示の他に、棒グラフダイアログから左右の圧力レベルを視覚的、直感的にチェックすることも可能です。左図では左手母指の圧の方が、右手母指の圧よりも強くかかっていることを表しています。両母指揉捏などで、左右の圧を適正化するための練習などに用います。また、被術者が痛がる刺激がどれぐらいの圧力レベルなのかを知ることも可能となります。

棒グラフダイアログのように、その数値を表すことも可能です。実際の左右の施術の数値的ばらつきをなくすためのトレーニングに必要です。

データ取得はすべてのセンサが行いますが、ソフトウエア上から不要な圧力の情報の表示、音声出力のon/off設定をすることが出来ます。

 ハードウエアにはプッシュスイッチが用いられ、センサ側のデータ取得をはじめからストップすることも可能です。

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